2/23 デッサン会レポート!顔のアタリの取り方を学ぶ


 

第223回オンライングループデッサン会を開催しました!

毎月第4日曜日の夜は、私、松原美那子によるZOOMレッスンの日です。

▼ 今回の内容
今回は「顔のバランスの取り方」をテーマに、5分ごとにモデルが変わる短時間クロッキーを行いながら、以下の点を学びました。


・人体の比率や関節の位置、顔のパーツ配置の把握
・シルエットの捉え方と中心線の重要性など、基本ながら見落としがちなポイント

人物を描くとき、どこから始めればよいか迷いがちですが、特に顔はパーツごとに捉えるのではなく、全体のバランスを意識することが大切です。参加者の皆さんも新たな視点を得ながら熱心に取り組んでくださいました。
文章だけでは伝わりにくい部分もありましたが、小学生の参加者も一緒に楽しく描いてくれました!

レッスンの内容は、こんな感じでした🎵

まずは【 ウォーミングアップ】から1分間・3分間の短時間右脳ドローイングで、人物のシルエットや全体のバランスを素早く捉える練習を行いました。


【ポイント】
✔︎ 大まかな形をとらえ、その後細部を描く
✔︎ 中心線を引き、体の傾きやプロポーションを意識
✔︎ シルエットを重視し、印象に残る形を表現

短時間クロッキーは、人体の比率を直感的に掴むのにとても効果的ですので、形どりが苦手なかたはぜひやってみてくださいね。

▼ 5分間ドローイング
ウォーミングアップの後は、5分間の人物ドローイングを繰り返しました。

【ポイント】
✔︎ 目・鼻・口の位置関係を正確にとらえる
✔︎ 顔のアングルの変化に合わせたパーツの見え方を意識
✔︎ シンプルな線でその人ならではの個性を表現

また、少しずつ角度や向きを変えながら描くことで、モデルにより近い印象を引き出すために、次の点にも注目しました。


✔︎ 骨格を意識して関節の位置を正確に捉える
✔︎ 光と陰影を使って立体感を強調
✔︎ 各パーツのバランスを整え、全体の統一感を出す

こういった部分にも気をつけていくと、モデルの印象に似せることができますよ。

▼ その他にも
・顔だけでなく、顔が見えない「後ろ姿」の練習も実施しましたよ。
・画材は鉛筆に限らず、筆ペンやペンなど各自の好みで自由です!^^

▼ 個別アドバイス
レッスン中は参加者一人ひとりに個別アドバイスを行いました。
短時間ドローイングで見える「癖」や個性を活かしつつ、描くべきポイントを具体的にお伝えしていきます。
ドローイングの会は5分ごとのモチーフを描くのに忙しく、割と皆さん無口ですが。笑
それでも、ライブでつながりながら「一緒に描く」という時間を過ごすと、連帯感が生まれますね。
参加者同士の交流も深まり、互いに刺激し合う良い機会となりました。

YouTubeでの参加者も増えてきました。
ライブ参加が難しいという方は、是非ご活用くださいね🎵

▼ 次回に向けて
今回の学びを活かし、次回もさらにスキルアップを目指します!

【次の課題】
✔︎ 会員ページに作品をアップロードして振り返る
✔︎ 火曜日の夜の自習室で今回の作品の続きを描く
✔︎ 展覧会に向けて、カウンセリングに申し込む

人体デッサンは奥が深く、少しずつ理解を深めながら成長を実感できます。
次回もさらに描写力を磨いていきましょう^^

【お知らせ】
オンラインデッサン会は毎週開催中です。興味のある方はぜひご参加ください!

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