【ピリカアートスクール】子猫のデッサン 添削アドバイス

松原美那子
ピリカアートスクール松原です。
私が加筆したのが一番右側になりますので、解説動画も、ぜひご覧くださいませ。

スケッチ
ここまで変わるって、すごいニャン!

ピリカアートスクール

2020年6月 こりすさんの作品

【添削回数】12回目

【審査基準】辛口審査希望

【年齢】40代

【モチーフ画像番号】全プラン共通その他モチーフ一覧 9番

【制作時間】約8時間

【描く力を身につける目的】絵を描く際、できるだけ正確に描けるようになるため

【気をつけた事】子猫の毛並みとタオル、それぞれの柔らかさ・質感を表現すること。濃淡を意識する。どうぞよろしくお願いいたします。

松原美那子
こりすさんは、最後の添削アドバイスということですので、今回は、私が動画で添削アドバイスをさせていただきました。動画解説も、ぜひ、ご覧くださいませ。

ピリカアートスクールの高尾先生のアドバイス

最後の投稿でご指名頂き有難う御座います。では辛口のアドバイスを致しますので宜しくお願い致します。

まずプロポーションに関して。大体いいと思います。

向かって左脚の位置と太さが少々気になります。

この課題は、今よりもっと観察力を高め正確なフォルムを描けるようにしましょう。

次に明暗について。

やはりこれが弱点ですね。今まで何回か添削させて頂きました。

その都度指摘しております。勿論改善なされているのは分かっております。

しかしまだまだです。水晶のデッサンの時の添削で以下の様に申しました。

多分、「デッサンとは見た物を忠実に描く」と思っておられるのではないかと。それは間違いではありませんが、正解とも言えないと私は考えております。

では私が思うデッサンとは。「デッサンとは、見た物を描くのではなく在る物を描く」のです。

どう言うことかと言いますと、例えば昼間の明るい時の水晶と夕暮れの時の水晶では、当然見え方が違ってきます。

しかし、水晶自体の形はそのままです。ただ見え方が違うだけで、存在自体は何も変わりません。

光だけで判断すると今の様なデッサンとなり、存在感や立体感、質感はその域から出ません。

このことを活かしたのが、次の指輪のデッサンでした。この時はあと一歩と言う所まで表現されておりましたね。

モチーフによって多少描き方が変わってくるとは思いますが、今回のデッサンは少し後退りしました。

子犬の時もそうですが、まだ形を観る力が足りない為に起こるのです。

右の画像は、明暗について修正した物です。

猫について言えば、前足の丸みを持たせるために陰を強く。

同じく顎の下。

ここもデッサンでは空間をあまり感じませんので、陰を強く。

身体の外側も同じです。タオルの明暗もあまり無いので、どこが撓んでいるかなどが良く分かりません。

明るい所はより明るく、暗い所はより暗く、が基本です。

そうすれば自ずと明暗の幅が広がり、メリハリが出ます。

そうすると必然的に立体感も強くなりますし質感もアップします。

総括

今年の1月4日が子犬のデッサンでした。

それから5月6日が水晶。5月20日が指輪今回4回目です。

子犬の時と比べて今回は各項目16~50パーセントアップです。

私は辛口ですので、他の講師の方と比べたら2倍は厳しいと思います。

今まで延べ409名の方の添削をさせて頂きましたが、こりす様は伸び率で言いますと5本の指に入る方です。

これからもデッサンを描いて行かれると思いますが、この調子で続けて頂けることを願っております。

最後にもう一度。

明暗の幅を広げ、メリハリを付ける、このことを絶えず忘れない様にして頂きたいと思います。

以上宜しくお願い致します。

ピリカアートスクールの松原美那子のアドバイス

松原美那子
ピリカアートスクール松原です。作品拝見いたしました!
私が加筆したのが一番右側になりますので、解説動画も、ぜひご覧くださいませ。

スケッチ
動画で解説って、わかりやすいニャン!

今回も粘り強く頑張って描いていただきました。

かなりの完成度だと思います!

描写に関しては、根気強く描くこともできる方だと思いますし、後はご自身のイメージに合った表現が紙の上でできたら良いなと思います。

それは、イメージに合うまで繰り返しどこまで描けるか。と言うことにもなります。

そのためには、イメージを持つこと、目を養うことから始まるのです。

今回のモチーフは平面の写真を元にしていますので、奥行きをイメージし辛かったかと思います。

横から見たときに、どういう位置関係で猫やタオルが関わりあっているのかを考えて行くと良いと思います。

前回の高尾講師の加筆例もご覧いただいたかと思いますが、子猫の胸の周辺などはもう1段階暗くすると顔が際立ちます。

更にタオルの影になっているところももっと暗くても大丈夫です。

この明暗の付け方についてですが、人によって描く手順も様々あるかとは思いますが、私の場合、アタリを取る段階でおおよその明暗もつけてしまいます。

今回動画で【加筆例】を作ってみましたのでご覧いただきたいのですが、このように部分ごとに陰影をつけて行くのではなく、そのエリアごとにまとめて陰影をつけていきます。

この時、大まかではありますが、面を意識しながら鉛筆を動かします。

動画をご覧いただくと分かるかと思うのですが、これくらい大きく初めの段階で明暗を作っておき、その上から細部の描写に入ります。

すると、既に空間が出せているので、細部の描き込みをするさいにも細かな明暗に悩まずに描き進めることができます。

勿論、途中で作品から離れて全体を確認する必要はあります。

そこで明暗のバランスが一時的に狂ったとしても、またその上から一色かけて調整していく訳なのですが、今回お伝えしたかったのは、ベースの部分ではこれくらい大胆に明暗を描き分けておいて良いということです。

多少雑なように見えるかも知れませんが、ベースの部分での作業なので、上から描き込みしていく段階で案外目立たなくなります。

人物を描く時なども、このように大きく鉛筆を動かす工程を挟むことで、動きのある絵がかけます。

それから、明暗の見極めについては、私もよくあることなのですが、実際のデッサンではかなりしっかりと色をつけているつもりでも、写真に写すとそうでもない。ということがあります。

これは最終的にどういう媒体で見せるかによっても変わってくるかも知れないのですが、確認作業として一度カメラのレンズを通して客観的にみると言うことを、敢えてしてみても良いかなと思います。

また、「絵」にするという意味では、「見たままに描く」というのは基本ではあるのですが、ここから先、作品として描いて行くことを考えると「魅せ方」についても工夫していくと良いと思います。

例えば今回は子猫がメインになると思いますので、その周りのタオルは脇役です。

更に、子猫の中でも頭部が一番手前にあることもあり、一番に目立たせたいなと思いました。

ですから、それ以外のところを一旦色を乗せ、別の質感に変えました。

やり方は、好みによってもいろいろあるのですが・・・

松原美那子
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