チャレンジデッサンは、課題のモチーフを描いて、作品として提出していただきます。
課題を描く際には、モチーフ画像を見ながら描いても、描き方の解説動画を見ながら描いても、どちらでも構いません。 また、実際にモチーフを用意し、自由に構図を組んで描いていただいても構いません。
【提出期限】までに、作品を描き上げて、メールでお送りください。
描き上げた作品を送ってくださった方には、ワンポイントアドバイス動画をお送りいたします。
参加する方には、皆さんに同じモチーフを描いていただきますが、それでも人それぞれに表現が違いますから、当然アドバイスの内容も違ってきます。
自分の作品へのアドバイスだけではなく、他の方の作品へのアドバイスを見ることは、自分の発想とは違う目線に気がつくことにもなり、大きな学びがあります。
ぜひ、参考にしていただき、良いなと思ったところは自分の作品にドンドン取り入れていってくださいね。
私も皆さんが描いたデッサンを拝見することは、「こんな描き方があるんだ」とか「色の表現がキレイだな」というように、新しい発見もあり、とても楽しいです。
是非、他の方の作品もたくさんみて、「描き方」だけでなく「デッサンの眼」を育てて行きましょう!
作品提出の期限
今回の提出期限は【5月25日 (木】になります。ワンポイントアドバイス動画は、1週間以内を目処にお返しさせていただく予定です。
提出期限の日までに、作品を提出してください。
初心者の方でも、解説動画を見ながら、描けるようになっていますのでご安心ください。^^
作品送付時の注意点
申し込みのお名前、ニックネーム(希望の場合。ない場合はお申し込みのお名前になります)、描き上げるのにかかった時間、気を付けたポイント、難しかったポイントなどもできればご記入ください。
記入をしていただくことで、より詳細なアドバイスが受けやすくなります。
構図について
チャレンジデッサンは【構図】についても考えていただくため、構図を組むことにもチャレンジしていただきます。
作品を描くということは、いろいろなことを考えます。
例えば、身の回りのモノもモチーフとして「描いてみようかな」と思った時点で、真剣に形や色を観ることになりますが、これは何を描く時にも当てはまります。
「どの角度が綺麗かな?」
「光の当たり方はどうなっているのかな?」
「この質感はどうやると描きやすいかな?」 などなど、
モチーフをよく観察して、一番描いてみたいと思う位置を探すだけでも、「観るということ」を考えるきっかけになるのです。
それから、構図には正解がありません。セオリーはお伝えすることができますが、毎回の積み重ねの中で、「観ること」そして「自分の頭で考えて、感じたことを表現できるようになること」この部分の力をつけていただきたいと考えたことが、構図チャレンジをやってみよう!と思ったきっかけです。
なんとなく描くのではなく、「意思を持って描く」これが、表現活動をしていく上でとても大切なことになります。
すぐにできる人はそんなに多くはないでしょう。
ただ、せっかく一緒に学んでいる仲間がいるので、他の人の考えや、発想の源を知り、切磋琢磨していかれる場になれば嬉しいなという思いもあり、この企画を考えました。
モチーフのご用意が難しい場合は、いつものようにこちらで準備している画像をご覧いただきながら、描いてみてください。
しかし、もう一歩、「チャレンジしてみよう!」と思った方は、是非自分が「かっこいいな!」「描いてみたいな!」と思った構図で描いてみてください♪
今回の課題モチーフはこちらです!
今月のチャレンジデッサンの課題の「モチーフ画像」はこちらです。
ズバリ「パイナップル」がモチーフです!(≧▽≦)
いつもは構図にも注目しながら描いていただいていますが、今回は
単体のモチーフにしたので、じっくり仕上げることに目を向けて描いてみてください
このモチーフは「観かた」のコツとしては、細部と全体の両方を見ながら仕上げていくことです。
勿論同時に両方をみることはできませんが、交互に見る努力をしていくことで、バランスをとりながら描いてみてください。
また、大きくみると「果実の球体部分」と「葉の部分」そして下に敷かれた「プレート部分」と3つの構成になっています。
螺旋状になっている構造部分もよく観察していきましょう。
光の方向を陰影のつき方から判断し、物体にできる「陰」とプレート面にできる「影」そして光の当たる面と、それぞれのエリアごとに整理しながら、大きな光のながれを見ていきましょう。
モチーフはいつものようにご自分で用意していただいても構いません。
実物を見ながら描くと、実際の量感、重さ、ゴツゴツとした果実、固く尖った葉の質感、匂い、さまざまな角度から見ることもできます。
今回の出題意図をまとめますと、
・「パイナップル」を描くことを通して、大きな構造を探りながら細部の描写力を鍛えます。
・固い「葉」や、トゲトゲした表皮を持つ球体の「果実」、平なプレートの質感と、それぞれの特徴をよく観察し、工夫しながら表現していきましょう。
・螺旋状の構造を観察し、立体的にみえるように、工夫していきましょう。
今回は描きどころが多いモチーフですが、「大きな形を捉えるようにする」とか、「細かいところの描写を頑張ってみる」とか、「トーンの色幅を増やすように描いてみる」「面でみるように頑張る」などなど、それぞれの課題に合わせて目標を設定していただいてもOKです♪
提出の際には、注目した点や、目標などをコメント欄にお描きくださ。
描く前に、「どういう絵に仕上げようかな?」と少し考えてみる時間も持てるといいなぁと思います。
初めて描くモチーフは、どのように描けば良いのか分からないと、手が止まってしまうこともあると思います。
しかし「経験を積む」ということを重視し、今の自分でできる最大限を目指して、難しいと思うことにもどんどんチャレンジしてみていただけたらと思います♪^^
いつものように課題でお送りしている画像をそのまま描いていただいても構いません♪
できる範囲で構いませんからコツコツ続けていきましょう。^^
皆さん状況がそれぞれですので、いつもの自分と相談しながら、「楽しい!」「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、選んでいただければと思います。
一つのモチーフを組んだら、いろいろな方向から観察してみましょう。
少し角度を変えたり、目の高さを変えたりするだけでも見え方が変わります。
そして、いくつかのパターンで軽くクロッキーを描いてみるのがおすすめです。
クロッキーとは短時間で描く下絵(アタリのようなもの)になりますが、画面の中での配置を確認するのに役立ちます。
そしていくつか準備した構図の中から、「描けそうだな」「描いてみたいな」と思える構図を選んでみてください。
実際にモチーフ選びをしてみると、学べることが沢山あります。是非チャレンジしてみてください!^^
人数制限は特に設けていませんので、「提出日までに描けるよ〜」という方は、是非お申し込みください。
沢山の方のご参加をお待ちしていまーす★^^
動画解説はこちら
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