こんにちは。
松原美那子です♪
6月7日に放送された「林先生の初耳学!」にて、お笑い芸人・納言(なごん)の薄幸(すすきみゆき)さんに、絵の指導をさせていただきました。
全国放送ということもあり、お陰様で、反響も大きく、身近な方々からは「見ましたよー!」って、けっこう声をかけていただきました^^
事前にお伝えしていなかった方からも、TVに出ていた私に気がつきご連絡をいただいたりもしました。
改めてTVの影響力ってスゴイですね。
今回は「2週間でどれくらい絵が上達するのか?!」という企画だったので、必要最小限のことだけをお伝えしながら進めて行きました。
絵を描く上で伝えたいことは山ほどあるのですが、お話する中で、ミユキさんのタイプ的にも、情報を入れすぎて混乱しないようにと考えていました。
また、企画が終わった後にも、ミユキさんが、少しでも実践で使っていただけるような内容を、伝えて置きたいなとも考えていました。
そこで、今回はテクニックよりも「見かた」を身につけるということに、注力して行きました。
実際に2週間で最も変わったことは「見る力」です。
初めの頃と、最後の方では、会話が変わりました。
初めの頃は「え〜?先生大丈夫ですか?ちょっと何言ってるか分かりません・・・」みたいな会話も多かったのですが(笑)
後半は「ここの影見えますか?」とか「ここ、こうなっているの分かりますか?」とお話すると、「あー、分かります分かります。ここどうやって描いたら良いか分からなかったんですよねー」
といった感じで、後半は、こちらの伝えたい意図がすぐに伝わるようになっていました。
この辺りのお話は、実は本などでは伝わりにくい部分なので、普段のカウンセリングでも絵を見ながらお話することで、かなりの方が理解されます。
「ここが壁だったんですよね。」とか、「本当に見えるものが変わりました!」といった声を、たった30分の、1回のカウンセリングの中で体感される方も多くいらっしゃいます。
絵は本当に個人差が大きいので、実際にやってみないと、正直どれくらい結果が出せるのか分からなかったのですが、皆さんの反応も良くて一安心でした。
絵は、目で見て一瞬で「上手いか下手か」が分かるので、指導する側としては結構大変なことも多いです。
また、どのタイミングで伸びるのかも、やってみないと分からないことも多くて・・・
ある生徒さんは、地道にコツコツ続けていたのですが、なかなか結果がでなくて・・・
講師の先生を変えて違う切り口から何度もお伝えしてみたり、モチーフを変えてやってみたり・・・、
あーだこーだ言いながらも、ある時急に別人が描いたのかと思うほど上達するタイミングがあるんです。
スタッフさんや、講師の先生方とも「あの生徒さん、上達したねー!」と、話をするときは本当に嬉しいし、楽しいです。
通常の生徒さんでは、こんなに短期間に詰め込んで指導させていただく機会がありませんでしたので、私もとても勉強になりました。
今回は、このような企画にお声がけいただき感謝です!^^
オンラインのデッサンスクールを立ち上げてから、10年が経ちました。
これからも、試行錯誤を繰り返しながら、時代に合わせて変化しながら、取り組んで行きたいなと思っています。
放送終了後のミユキさんとのやりとりでは、「しんどかったけど、楽しかったです!」とのお返事をいただきました。
また、「これからも描き続けます!」とのことでしたので、今後、大喜利でもイラストが登場する日が楽しみで仕方ないです!
あと、 実は「鼻」がなかなか描けなくて、消し過ぎて紙が破れているんですよ・・・
なんていう裏話や、指導内容などはスクールのHPでもアップして行こうと思っています。(気長にお待ちください・・・汗)