4/13 構図の工夫で作品が変わる!百合の花を題材にした実践レッスンレポート

今月も「構図解説の会」がオンラインで開催されました。
今回は、展示に向けて進行中の各作品を持ち寄り、構図や表現、テーマの捉え方について多角的なアドバイスが交わされました。

百合の花から学ぶ構図の工夫

今回取り上げたモチーフのひとつは「百合の花」。
花びらの重なり方やしべの配置、光の入る角度など、どう構図の中に落とし込むかが鍵となりました。

  • 鉛筆の濃淡を意識しながら、花の重みや存在感を表現
  • 三角構図を取り入れ、画面全体の安定感を調整
  • 正面・横・斜めなど、視点による印象の違いを比較して検討

それぞれの作品には花の配置や角度に独自の工夫が見られ、構図を意識することで表現の幅がぐっと広がることを感じられるひとときでした。

講評とフィードバック

参加者の作品発表では、松原先生と藤田先生から個別に丁寧な講評が行われました。

  • 猫と人物のシーンでは、構図を通じて日常の空気感や感情をどう伝えるかが話題に
  • ザクロや鳥を描いた作品では、主役と背景の関係性や、視線をどう誘導するかに焦点が当てられました
  • 水彩で表現された春の風景には、色の選び方や余白の使い方などが高く評価されました

タイトルと説明文の見直しも

今回は絵そのものに加えて、「タイトル」や「説明文」の重要性についても意見が交わされました。
展示で作品の意図を伝えるためには、言葉による補足も大切。参加者はそれぞれ、自身の作品に合った言葉を見直す時間を取りました。

今後の予定と取り組み

  • 作品に合うタイトルと展示用の紹介文を仕上げる
  • 写真を展示用に改めて正面から撮影
  • 展示公開前の最終チェックと細かな調整を進行
  • チャレンジデッサンの新課題にもチャレンジ!

今回も、構図を軸に自分の表現を深く掘り下げる貴重な時間となりました。
発表の場を意識することで「伝える絵」への視点も育まれます。

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