ピリカアートスクールが毎週開催しているオンラインデッサン会。
今回は「ワインオープナー(ねじ回し)」をモチーフに、金属と木の質感の描き分けにチャレンジしました。
シンプルな形状に見えて、描いてみると難所が満載。
スクリューの螺旋構造、木の持ち手のカーブ、金属の光沢表現など、細部への観察力が求められるレッスンとなりました。
金属と木の“らしさ”を描き分けるには?
今回の講座では、形の正確な把握と質感表現の工夫がポイントに。
- スクリューの回転と立体感を出すため、補助線を活用して構造を捉える
- 持ち手の木の質感は、木目のラインと柔らかな陰影で表現
- 金属部分は、光沢の位置と強いハイライトの入れ方が鍵
- 金属と木の境目をはっきりさせることで、素材の違いを印象づける
特に「明暗のコントラスト」や「線の強弱」が、立体感と素材感を決定づける要素になっていました。
見逃しがちな“角度”と“比率”の落とし穴
講師からは、描いているうちに陥りがちな比率のズレやパースの狂いにも言及がありました。
- 持ち手の楕円がつぶれたり広がりすぎていないか?
- スクリューの先端が正しい方向に向いているか?
- 全体が傾いて見えないように、センターラインで軸を確認
これらの点に注意しながら描き直すことで、完成度が大きく変わってきます。
個別アドバイスと“描き直す習慣”
今回も参加者一人ひとりに対して、丁寧なフィードバックが行われました。
- 木の柔らかさと硬さの境界を明確にする工夫
- 鉛筆の硬さを使い分けて、濃淡の幅を出す方法
- 描き進めながら「明るさ・暗さ」を整理する目の使い方
また、「いったん完成させてから見直す」習慣が、表現力を伸ばす秘訣として紹介されました。
描くたびに、観察の目が育つ|ピリカアートスクールのデッサン会
見て描くだけではなく、「どう見せるか」を考える練習を積み重ねる。
ピリカアートスクールのオンラインデッサン会では、そうした思考力と表現力の両輪を育てています。
初心者も、経験者も。
モチーフに向き合いながら、描く手とともに成長していきましょう。
📌 毎週開催・無料体験あり!
詳細や次回のスケジュールは、公式LINEまたはサイトをご覧ください。
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