1/20 デッサン会レポート!複雑な角度の人物画に挑戦!

第219回オンライングループデッサン会を開催しました!

藤田先生と松原先生によるZOOMレッスンが行われ、今回のテーマは「人物画のパーツ描写と複雑な角度の表現」でした。生徒たちは、それぞれの課題に取り組みながら、先生方から個別のアドバイスを受け、作品の完成度を高めていきました。

斜め横から見上げた角度の女性の顔に挑戦

今回のレッスンでは、特に斜め横から下から見上げた角度の女性の顔を描くことに焦点が当てられました。この難しい角度の描写に対し、藤田先生は次のようなポイントを強調しました。

  • シンプルな形の捉え方と測り方
    大きな形を最初に正確にとらえることで、細部を描く土台を作ります。
  • 光と影の方向性を意識したトーン付け
    明暗による立体感を表現し、奥行きやリアリティを高める描画方法が紹介されました。
  • 眉毛や目、鼻、口元の複雑な形状の描写
    特に目や眉毛、まつげといったパーツは、繊細に描くことで全体の印象が大きく変わるとアドバイスされました。

大きな形から細部へ進む描画の基本

生徒たちは、大きな形を捉えることからスタートし、徐々に細かい部分に進む方法で描画を進めました。特に斜めの角度や光源の位置を意識し、立体感を出すための陰影付けが重要視されました。途中で描き直しが必要な場合も、何度でも挑戦することが奨励され、完成度を高めるための地道な取り組みが行われました。


個別指導でさらに深まる理解

藤田先生は、生徒一人ひとりの作品を丁寧に見て回り、具体的なアドバイスを提供しました。以下のような細かな指摘が行われ、生徒たちは作品をさらに改善していきました。

  • 額と髪の境界や奥行きの表現
  • 瞳や眉毛の形と陰影による引き締め
  • 鼻や唇の明暗バランスと形状のリアリティ
  • 首や肩、腕の動きと立体感の表現

特に、目線の方向や表情の描写についてのアドバイスは、生徒たちにとって新たな気づきとなり、多くの質問が飛び交う場面も見られました。


作品の個性を尊重しながら指導

生徒たちが描いた美人画はそれぞれ異なる雰囲気を持ち、それを活かす形でのアドバイスが行われました。最後には、生徒の一人が短時間で描き直した作品が紹介され、努力を称賛しつつ、さらなる改善点が指摘されました。


次回に向けての一歩

今回のレッスンを通じて、生徒たちは難しい角度の人物画に挑戦し、各自の課題をクリアする手応えを感じたようです。藤田先生の指導を活かしながら、さらに技術を磨いていくことで、次回の作品が一段と進化することが期待されます。

これからもZOOMレッスンを通じて、新しい挑戦を楽しんでいきましょう!

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