構図をテーマにした「構図解説の会」を開催しました!
今回は、展示に向けた制作が進む中で、参加者それぞれが持ち寄った作品を元に、構図・表現・解釈の工夫についてフィードバックが行われました。
百合の花のデッサンを通じて学ぶ構図
今回のモチーフのひとつは「百合の花」。 花びらの重なりやしべの位置、光の当たり方などをどう構図に組み込むかがポイントになりました。
✔ 濃い色味の花を描くために、鉛筆のトーンをしっかり乗せて密度を上げる
✔ 三角構図を活用し、画面全体のバランスを意識する
✔ 横向き・斜め構図による印象の違いを比較・検討する
花の配置や角度に工夫を凝らした作品が多く、構図を意識することで表現の幅が広がることを実感する時間となりました。
作品添削と講評
参加者の作品が紹介され、それぞれの作品に対して松原先生・藤田先生から丁寧な講評がありました。
- 猫と人をテーマにした作品では、感情や日常の風景をどう構図に活かすかについて議論
- ザクロや鳥など象徴的なモチーフを使った作品では、背景との関係性や視線誘導の工夫についてアドバイス
- 水彩表現を使った春の情景では、色の使い方や余白の活かし方について評価
タイトルと説明文の重要性
今回は、構図だけでなく「作品タイトル」や「説明文」の役割についても話し合いました。 展示において作品の意図を的確に伝えるためには、絵だけでなく言葉での補足も大切。参加者それぞれがタイトルや文章の見直しに取り組み、展示準備が一歩前進しました。
次回に向けて
- 作品タイトルと展示用の説明文を整える
- 展示用に作品写真を正面から撮り直す
- 展示公開に向けての最終確認と調整を進める
- チャレンジデッサンの新しい課題にも取り組む
構図を深掘りしながら、自分の作品に向き合う良い機会となりました。 展示という発表の場を意識することで、より伝わる絵を目指していきましょう!
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