
ピリカアートスクールのオンラインデッサン会では、今回「ライオン」をモチーフに、動物デッサンの基礎から応用までを学ぶレッスンが行われました。
一見すると複雑で難しそうなモチーフですが、骨格や構造を理解し、シルエットや明暗の取り方を意識することで、描写はぐっと的確になります。講師による丁寧な解説とフィードバックのもと、参加者はそれぞれの課題に取り組み、観察力と表現力を高めました。
ライオンの描き方のポイント
- 骨格と構造を押さえることが第一歩
- シルエットと中心線で立体をとらえる
- 毛の流れを線の方向で描写し、質感を出す
- 光と影のコントラストで立体感を演出
- 反射光や微妙な明暗の描き分けでリアリティを高める
短時間ドローイングも交えながら、観察→構造の理解→表現という流れを大切にした指導が行われました。
個別フィードバックと今後の課題
レッスンの後半では、参加者の作品を画面共有しながら講評。
- 顎や耳の構造、頬の膨らみ、毛の重なりなど細部までフィードバック
- 鉛筆の使い分けや消しゴムの活用方法についてのアドバイス
- 見る角度を変えることの大切さについても共有
次回以降は「犬」や「虎」など、動物モチーフをさらに深掘りしていく予定です。今後のスケッチ会では、上野国立博物館や水族館での野外スケッチも計画中です。
動物デッサンを通して“見る力”を育てる
今回のデッサン会を通して改めて感じたのは、構造を理解して観察する力の大切さ。毛並みや立体感は、表面をなぞるだけでは表現しきれません。骨格、明暗、質感を意識しながら描くことで、1枚の絵が持つ説得力が大きく変わります。
ピリカアートスクールのオンラインデッサン会では、こうした気づきを得られる丁寧な指導と、同じ目標を持つ仲間との学び合いが魅力です。
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