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ピリカアートスクールの添削講師陣は、時に「どうでもいいじゃん」というようなすごく細かいところを指摘します。

 

自分が出来ていなかったところを指摘されるのは嫌だなぁーと思う方もいるかも知れません。

 

しかし、それでも敢えてお伝えする理由は、その方が、ピリカアートスクールのデッサン講座を卒業して、自分で制作する時の糧にしてもらいたいからです。

 

本当の力として身につけて欲しいと願っているからです。

 

講師は自分の持っている技術を惜しみなく伝えてくれています。

 

これはある添削講師からの添削の際のメッセージです。

(提出モチーフは、「布コースターの上に置かれたマグカップ」でした。)

 

受講生の方は、受講生専用の添削掲示板の「デッサン/スケッチ」ページ
→ 【No.3283  静物(工業製品)カップ】をご覧くださいませ。

添削講師からのメッセージ

 

誰しも自分では良く観察しているつもりでも、もっと丁寧に観察した方が良い部分がたくさんあるものです。

 

更に、図①②のHとJの長さも違うところもお気付きでしょうか。

 

布地のコースターの模様にとらわれず、カップと比較して、大きさやサイズをしっかり読み取るようにしなければなりません。

 

ソーサーの模様で、左側(カップの持ち手の下あたり)の黒い木の模様がありますね。

布地が微妙に波打っていることを意識したのかも知れませんが、木の形が全然違います。

 

細かい部分の指摘だと思われるかもしれませんが、なぜ敢えてお伝えするかと言うと・・・

 

こういった描いている時の違和感を見過ごさずに「何かが違う」という気付きの糸口にしていくことが、一人で制作をしていく中で、必要な感覚になってくるからです。

 

自分の中で常にもう一つの目を持ちながら、隅々まで良く観察をしないと最終的にすべてのパーツがズレズレの状態で作品が仕上がってしまうことになります。

 

こういった違和感には出来るだけ早い段階で対処することが最終的な時間短縮になります。

 

描き込みをし終わってから直すのでは、時間も労力も勿体ないですからね。

その都度、描いた後にモチーフと作品をよくみくらべて、確認をするという作業が必要です。

 

今回はモチーフがカップですから、作品だけを見ていると、あまり違和感なく丁寧に仕上げられた良い作品です。

 

しかし、モチーフが「静物」ではなく、あなた自身の「顔」だったらどうでしょう・・・

 

輪郭や、目や口、鼻、等のパーツの位置が、それぞれズレてくると全く別人に見えてしまうことは想像できると思います。

 

静物はごまかしが効きますが、人物はごまかしが効きません。

 

・・・・・・以下割愛します。

 

この受講生は10回目の添削でした。

 

当初のデッサンに比べて、かなりレベルも上がってきていて、一見、かなりの完成度にも見えました。

 

しかし、卒業後のことも見据えて講師はお伝えしています。

 

また、受講生が、ここまで努力して描けるようになったからこそ、お伝えしていることでもあります。

 

自分一人では気がつけないことって沢山ありますね。

 

講師も受講生の皆さんと一緒に成長していかれるようにと願っています(^^)

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