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モチーフを通して学んでいただきたいことは、モノの「見かた」です。

 

今回は、ピリカアートスクール矢野講師からの添削アドバイスをシェアしたいと思います。

 

【受講生からの質問】初めて風景画(木)を描いてみましたが、細かい枝や葉の表現が難しくあまり上手くいかなかったです。

 

また、『時間をかけてもあまり変わらなかった気がしたので、短時間ですが完成としました。』とのコメントをいただいていたので、この点についても、一緒に考えていきたいと思います。

(受講生の方は、添削掲示板 No.2794  基礎添削  基礎添削用 10/12  yasu  2018/3/25(日)もご参照ください)

 

みなさんは、このようなゴチャゴチャっとした感じの「木を描きたい」と思ったときに、どんな風に表現しますか?

 

感覚派の方は、案外何となく描けてしまったりするかも知れません。

 

しかし、多くの方は、どこからどう描いたら良いのか分からずに混乱してしまいます。

 

ひとまず描いてはみるけれど、「目で見えているモノ」と「イメージしている感じ」と、実際に描いてみて「紙の上に現れた、自分が描いた絵」との間にギャップを感じるのではないでしょうか?

 

ですが、ギャップがあるということは理解出来ても、「何が違うんだろうか?」「なぜ違ってしまったんだろうか?」という原因にまでたどり着けず、この段階でお手上げ状態になってしまい、「完成です」となったりします。

 

大丈夫です!

 

多くの方がここからスタートします。

 

この「ごちゃごちゃっとした木」の描き方を、今回は矢野講師の添削を通して一緒に見ていきましょう。

アートデザイナー 矢野講師の添削アドバイス 一部抜粋

この写真は5本の木の集合体で林のようなものです。

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なので、まず初めに全体の形(ここではシルエット、アウトラインの形)を見ることが大事です。

 

例えば、山を描く時に木をどれだけ描いても山は描けないように、どこを描くと「印象が似てくるのか?」を考えて行きましょう。

 

今回は、モチーフ全体の周りを長方形の枠に当てはめることで、おおよその形やバランスを見極めます。

 

全体を見る見方として長方形のように単純にすると縦横の比率などが掴みやすくなりますので、形が複雑なものなど混乱する場面があったときには、やってみてください。

 

参考資料を合わせてご覧ください。

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次に観察してみて欲しいのは、5本の木の間隔がどういうバランスで立っているか?という点です。

 

資料1のyasuさんが描かれた作品と、資料2のモチーフ画像を比べてみると、間隔の取り方としては悪くないのですが、最終的に「印象」が違ってきてしまっている原因としては、一本一本の「木の太さ」が観察しきれていない点だと思われます。

 

それから、幹を描く際には同時に「地面のライン」も意識するようにしましょう。

 

デッサンでは地面の水平、木の垂直を意識をして描いて行く事がとても大事になってきますので、是非忘れないでくださいね。

 

次に、赤の線で「木」のアウトライン全体を描いてみました。

 

資料1で、その正確なアウトラインをyasuさんのデッサンにスケールを合わせて当てはめてみました。

 

このアウトラインはあくまでも目安なので、実際に描くときは薄く自分でわかる程度に描いておけば良いのですが、このように、一本一本の木を見るだけでなく、全体の形やバランスを見ながら描き進めていきます。

 

そう、一部分だけを見ているとうまく行かないのです。

 

常に、 今自分がどこを描こうとしているのか?ということを、客観的に感じながら描いてみてください。

 

それから、全体の大きな形を見たら、次は一本一本の「木の特徴」を探してみましょう。

 

資料2の写真で、5本の木に番号を付けましたが、

 

・1番目は低めの木でふっくらとした形で、
・2番目の木は背が高く立てに伸びてる印象、
・3、4番は2本絡まった感じで、その為、葉の密度が多く茂っているように見えませんか?
・それから5番目は右側に枝が伸びてて、横に広がった印象があります。

 

このように、漠然と見るとただのグリーンが茂っているようにしか見えませんが、見かたを整理し、一本一本の特徴を探すように目を向けると、段々と個性が見えてくるようになります。

このように、個性を良さとして発揮させてあげることで、生き生きとした表現ができてます!^^

 

そして、今回お伝えしたような部分を、一つ一つ確実に合わせていく事で「印象」が似てきます。

 

是非この順序に添って、トライしてみてくださいね!

 

いろいろなジャンルのモチーフを、実際に描いてみて、うまく行ったところ、そうでないところ、一枚の絵を仕上がる中で、様々な経験を積むことになると思います。

 

読んで「なるほど簡単そう!」「自分にも出来そうだ!」と思った方は、是非、似たような「木」のモチーフを探して、チャレンジしてみてくださいね^^

 

「体験して、初めて腑に落ちる」ということは、何事にも言えることだと思うのですが、「実際に描いてみる」という行動がとっても大切です。

 

暖かくなってきたので、スケッチブックを持って「木」を探しに散歩に出かけるのも気持ちが良いですね!

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