3/30 スケッチ会レポート!春の陽気に包まれて――岡本太郎美術館へ

3月30日(日)、第5週の特別企画として、野外スケッチ会が開催されました。
今回は、受講生の有志の皆さんが自主的に企画・運営してくださったイベントで、神奈川県川崎市にある「岡本太郎美術館」まで足を運びました。

集合場所は生田緑地。春の空気を感じながら、木々の緑に囲まれた遊歩道を歩き、美術館までのんびり散策。風はやわらかく、新緑の中を歩くひとときは、日常を離れたリフレッシュの時間でもありました。

アートと向き合う時間

美術館に到着すると、まずは館内の見学へ。
岡本太郎さんの情熱があふれる作品たちに、参加者一同すっかり魅了されました。館内では、スケッチをする方、写真を撮る方、作品の前で静かに思いを巡らせる方……思い思いのスタイルでアートと向き合う様子が印象的でした。
私は、展示されていた彫刻作品をスケッチ。造形の力強さに圧倒されつつも、鉛筆を走らせる時間は至福そのものでした。

実際に座れる椅子が展示されていたり、撮影OKのエリアがあったりと、体験的に楽しめる展示が多いのもこの美術館の魅力のひとつです。

桜の下でピクニックランチ

お昼時には、外でピクニック。運よく桜が満開で、キッチンカーも並び、絶好のお花見日和となりました。
満開の桜の下、風に舞う花びらを眺めながら食べるお弁当は、何とも言えない贅沢な時間。心も体もすっかりリラックスできました。

午後は自由スケッチ

午後の部は、日本民家園を自由に散策したあと、それぞれ気になる場所やモチーフを選んでのスケッチタイム。
集合時間だけ決めて、あとは思い思いの時間を過ごします。

歴史ある古民家、風になびく木々、咲き誇る花々、訪れた人々の姿……。
自然と建物に囲まれながら、筆を動かす時間はまさに至福のひととき。集中して描くことで、いつもとは違う感覚で風景を捉えられた気がします。

最後はお茶を囲んで、作品シェアタイム

一日の締めくくりは、みんなでお茶を飲みながらの作品見せ合いタイム。
描いたモチーフも、表現方法もそれぞれに違っていて、建物、人物、桜、さらには園内に展示されていた機関車まで、多彩な作品が揃いました。普段とは違う表現が見られたり、仲間の新たな一面を知れたりと、刺激にあふれる交流の時間となりました。


春の一日、自然とアートの中で過ごす時間は、心に残る豊かな体験となりました。
ご参加いただいた皆さん、そして企画をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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