【ピリカアートスクール】全身のデッサン 添削アドバイス

松原美那子
ピリカアートスクール松原です。
私が加筆したのが一番右側になりますので、解説動画も、ぜひご覧くださいませ。

スケッチ
1回目と復習作品もすごいうまくなってるニャン!

 

ピリカアートスクール

2020年8月 MMTHさんの作品

[ニックネーム]MMTH

[添削回数]3回目

[年齢]20代

[目的]趣味でアニメやゲームのキャラクターを描きたく(主に男性キャラ)、最終的にはデジタルでグリザイユ画法を用いた厚塗りで描きたい為

[制作時間]1時間30分

[トレーニング方法]1分ドローイング

[気を付けた事]補助線をひいたり、アタリをつけた事

[質問]①手や足の描き方:アタリをつけましたが、手(特に指)や足がうまく描けません。②比率:体、腕、脚の比率がイマイチ分かりせん。

松原美那子
今回の作品は、私が動画で添削アドバイスをさせていただきましたので、動画解説も、ぜひ、ご覧くださいませ。

 

ピリカアートスクールの高尾先生のアドバイス

初めまして。ピリカアートスクールの高尾と申します。

宜しくお願い致します。

モチーフとデッサンを見比べて添削しますが、今回のモチーフの写真が撓んでいるので正確な比較が出来ません。

よってこのままで比較をして行きます。

補助線やアタリを付けたとありますが、その痕跡が見当たりませんので何とも言えません。

本当にアタリを取っていますか?アタリの意味を理解していますか?

例えばモチーフ上の緑の線をご覧ください。

顔の長さを1とします。そうすると6.8頭身と言ったところです。

デッサンの方はちょうど7頭身。ほんの少しの差に見えますが、頭身で0.2の差は大きいです。

尚且つ顔の幅が違うので、デッサンの顔が随分小さく感じます。

赤の線をご覧ください。

爪先からパンツのラインまでを1、それを2倍します。

モチーフでは、頭の少し上がその2倍のラインです。デッサンでは、頭のはるか上に2倍のラインがあります。

要するに脚が長いと言うことになります。

黄色の線は、身体の骨格で傾きや重心の取り方などを示しています。

モチーフと比べてデッサンでは,脚の開き方、脚の長さ、背骨の曲がり方、肩の傾き方など全く違います。

これらの事実から、本当にアタリを取っておられるのかな?と疑問に思ったのです。

もしかしたらアタリの取り方の方法が間違っていたのかも知れません。

アタリの取り方とは

ではアタリの取り方はどうすればいいのか?

  1. 鉛筆で薄く紙面に中心点の十字を描く
  2. 大体で構いませんのでモチーフの大きさと描く位置を決める。勿論薄く描きます(構図と言います)
  3. 「アタリを取る」モチーフの比率を鉛筆や測り棒で求め、その比率を紙面に描き写す

 

このような順序です。それではアタリの詳しい取り方を説明致します。

「アタリ」は、建築物で言う所の基礎工事に該当するくらい重要な作業なので必ず実行しましょう。

トイレットペーパーをデッサンする時、参考資料のようなやり方があります。

まず最初にトイレットペーパーの左右の長さを測るため、①のように手で持った鉛筆を水平に倒します。

鉛筆の先から親指の先までがトイレットペーパーの左右の長さです。

次にトイレットペーパーの高さを測りましょう。

②のように、鉛筆を垂直に立てます。

トイレットペーパーの底の部分に親指の先を重ねます。

そうするとトイレットペーパーの高さまで少し足りません。

ここで大切なのが、少し足らない長さAが実際にどのくらいの長さなのかを測ることです。

②の鉛筆の先の位置を覚えておき、③のように親指の先をその位置まで垂直に手を移動します。

そして③の親指の位置からトイレットペーパーの天頂までの長さAは、鉛筆の長さの約1/5ということが分かります。

この様に比率を測りましたでしょうか?

上記の様な測りかたを実行したにも関わらず、この結果になったとしたら正確さが無かったのでしょう。

トイレットペーパーの様な単純な形の物のアタリを取る場合はこの程度の作業で済みますが、人体となると比率を測る所が各段に増えます。

よって時間も掛かるし、もっと正確さも求められます。

しっかりと観察しましょう

どちらにしても観察力に問題があります。

ですから現時点で、上手く描けないとか比率が分からないとのご質問に対しての答えは、モチーフをもっと観察してくださいと言う答えしかないのです。

まず必要なのは、デッサンの基本をしっかり学ぶことです。

幾何形体などのシンプルな形のデッサンを何十枚も描いて、デッサンの基礎を把握してから人体にチャレンジすると言うことです。

どういう形をしているか、どの様に光が当たって、どの様な陰影が出来ているか。

鉛筆の使い方、グレースケールの描き方、など基本となる技術を修得する為には、デッサンの枚数をこなすしか方法がありません。

松原美那子
グレースケールの作り方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

アニメやゲームのキャラクターを描いたいとのことですので、いろいろなポーズの男性像を描くことも大事なのですが、中途半端なまま、繰り返したくさん描くよりも、今の時点では1つのモチーフを正確に描けるように繰り返し描くことで、得られる知識も多いはずです。

慣れるまでは、その都度測るという行為は面倒に感じるかも知れませんが、測るべきポイントが掴めてくれば、目測でも測れるようになってきます。

すると、段々と効率よく時間短縮しながら描けるはずです。

正確な形がとれるように、根気よく頑張ってみてください。

これらのアドバイスを踏まえた上で次回のデッサンに取り組んで頂けたらと思います。

できれば、このモチーフを加筆修正するか、もう一度描いてみることをオススメいたします。

以上、参考にしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

ピリカアートスクールの松原美那子の復習添削アドバイス

[ニックネーム]MMTH

[添削回数]復習添削2回目

[年齢]20代

[目的]趣味でアニメやゲームのキャラクターを描きたく(主に男性キャラ)、最終的にはデジタルでグリザイユ画法を用いた厚塗りで描きたい為

[制作時間]2時間10分

[トレーニング方法]1分ドローイング(毎日ではありません)

[気を付けた事]前回添削して頂いたアタリの取り方(中心に十字の中心線を描くということを知りませんでした)

[その他]形が整った後、稜線を先に描きそこから調子をつけていきました。

またグラデーションですが、1回目の対面カウンセリングの際記事を見ながら作りました。5段階はできるのですが、段階を増やしていくとうまくグラデーションが作れません。

 

松原美那子
ピリカアートスクール松原です。作品拝見いたしました。
前回と比べると、かなりバランスがとれてきています。

アウトラインの形も、デッサンに重ねてみると多少の差があるものの、ひとまず良いと思います。(ズレがある部分は確認しておいてくださいね^^)

ここから先は、中身の立体を描き起こす作業をしていきましょう。

【加筆例】では、アウトラインは変えずに、中身の立体を描き入れてみました。

鉛筆を動かす方向を考えながら色(陰影)をつけて行く感じなのですが、ここで、「面」の意識が必要になってきます。

直ぐにはなかなか理解しづらいところなのですが、是非覚えていただきたいです。「面取りの石膏像」などを描いてみていただくと「面」の理解がしやすいかと思います。

松原美那子
面取りについては、こちらの記事を参考にしてみてください。

顔に関しても、もう少し立体感が出せると似てくると思います。

例えば、鼻を描くときには円錐形を意識し、下の面と側面という風に、やはり「面」として描き分けていきます。
(会員サイト、追加教材に顔の描き方の解説がありますので、ご参照ください)

デッサンを描く際には、「陰影(明暗)」と「タッチ(鉛筆の方向)」の両方を同時にみていきます。

左下の図は陰影を加えたものですが、今回のポーズでは、左上から光が当たっていると考えられますので、全体を通して考えるとこのように暗さが加わります。

この陰影を加えることで立体感が増して見えます。

更に、この陰影を描き入れる際には、そのようなタッチ(鉛筆の方向)で描くかが大事です。

タッチの方向に関しては、絶対的なものはありませんのが、形に沿った状態で描き入れると良いです。

加筆例を参考にしながら、研究してみてください。

それから、人体を描く際には、動きを出すということも大切です。

頭頂部・鼻・顎・体の中心線(顔や体の中心を通る線。このモデルの場合、腹筋があるので中心線が見やすいので描き入れると良いでしょう。)の傾きや流れを確認することと、体重がどのようにかかっているのかを観ることも重要です。

自分で同じポーズをしてみると、重心がどこにあるのか分かりますので勉強になります。

松原美那子
それと、「見たままに描く」という視点からいうと、少し言っていることがブレるかも知れませんが、今回のモデルは顎の下の面や、鼻の下の面が見えていることからも、下から見上げている状態と言えます。

 

今後作品として描いて行くのであれば、多少見上げ(アオリ)を強調して描くと、より自然な感じ、且つ、迫力のある絵に仕上がると思います。

具体的には、股下から膝下をほんの少し長めに描くとか、足を大きめに描くという感じです。

特に、足は全身を支える部分なので、少し大きめに描くと安定感が増します。

ただ、あまり意識しすぎて・・・

松原美那子
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その理由は、こちらの記事をご覧くださいませ。

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