No.3133 第4回のパース添削お願い致します。 YURI
【添削回数】4回目
【制作時間】パースと箱 1時間、ディティールを描く15分
【描く目的】仕事でラフスケッチをかけるようになりたい。スタイリスト(インテリア、フード)
【気をつけたこと】パースを意識して描きました。
【質問、その他】
パースは理解できましたが、もののサイズ感をよいバランスで描く
オットマンを描くと、はしごの位置と正面の鏡との位置のバランス
よろしくお願い致します。
※パースのラインを残しておきました。消失点の位置など改善点が
添削アドバイス内容 担当 梨田
今回の添削アドバイスはピリカアートスクールの講師 梨田が担当させていただきました。
批評:資料1
作品拝見致しました。
前回より、着実にパース画らしくなっています。
点数を描くほど上達します。簡単なパースでよいので、この調子でたくさん描いていきましょう。
質問と回答:図面を描く:資料2
【質問】もののサイズ感をよいバランスで描くことが難しく感じました。
【回答】写真をモチーフにする場合と、実際に現場で描く場合とではやり方が違ってきます。
※この場合、間取りの図面や家具の仕様などが手元になく、手がかりが写真のみの場合とします。
●写真モチーフで正確に描く場合は、最も正確なのは『トレース台を使ってトレースする』方法。
もしくは『写真をコピーしグリッドを描きこみ、比率を正確に測って描く』方法。などが考えられます。
次に実際に現場を目でみることができて、資料などが入手できる場合です。
YURIさまはお仕事の関係上、後者と考えてよいかと思います。
●前回も触れましたが、正確なパースを起こす場合に必要になってくるのが、まず正確な平面図を描くことが重要です。
その際、部屋の間取り、家具のサイズが必要になってきます。資料がない場合は現場で実際メジャーで数値を図りメモをしておきます。
▶︎平面図を描く
それでは床の図面を描いていきます。
その際簡単なゲージをつけておくと比率がわかりやすくなります。
パースに落とし込んでもゲージの比率は保たれたままです。
フリーハンドで描く際は、中点をつけたら、またその中点をつける、という要領でメモリをつけていきます。
パースに平面図(間取り図)を落とし込んだら、そのあと、家具を立ち上がらせます。
質問と回答:パース上にグリッドを作る:資料3
平面図(間取り図)が完成したら、パースのついた床に平面図を落とし込んでいきます。
このときパース上の床にもグリッドが必要なので描いていきます。【資料3参照】
質問と回答:平面図をパースに落とし込む:資料4
次に先ほど描いた平面図をパースに落とし込んでいきます。【資料4参照】
平面図を落とし込めたら、前回のように、家具を立方体で縦方向に引き上げていきます。
この時、はじめにつくった正面図、もしくはサイズ(数値)が必要になってきます。
総評
確実に上達していると思います。
パースは描けば描くほど上達しますので、簡単なものでよいので、どんどん描いてみてください。
1点透視に慣れたら2点透視、3点透視にもトライしてみましょう。
練習としては、写真をモノクロでA4〜B4程度にコピー出力し、それをトレーシングペーパー(トレペ)でトレースしていくと上達します。
トレース用紙ですが、PM PADなどの専用紙を推奨します。
また、定規などは引きずると用紙を汚してしまいますので、定規の裏にセロハンテープや両面テープなどで、両端に一円玉などを貼り付けると、用紙から浮かせて定規をあてることができ、用紙を汚しにくくなります。
あなたの作品を拝見させていただくのを楽しみにしています!
どんどん上達している受講生の声はこちらをご覧くださいませ。
添削アドバイスを受けるとなぜ一気に上達できるのか?
その理由は、こちらの記事をご覧くださいませ。