【受講生デッサン添削】人物画をレベルアップさせるために必要なこと
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No.4626  人物  女性  yama

【ピリカアートスクール】人物のデッサン 添削アドバイス

【添削回数】5回目

【年齢】42歳

【かかった時間】5時間以上

【頑張ったこと】何度も書き直したりなどして、考えてみました。
何度も描くうちに自分は全体をみれていないことや、濃淡など出来ていないところは何となくわかって来たのですが、なかなか理解しても直せませんでした。どうしても鉛筆の先ばかり見てしまいます。

【聞きたいこと】描くべき部分と、そこまで描かなくても良い部分の整理が自分で出来ていないと思うのですが、そういう描くべき部分の整理をするコツなどもしあれば教えて頂きたいなと思いました。

宜しくお願い致します。

松原美那子
デッサン力を身につけるのに、一番の近道は、添削アドバイスを受ける事です。

ピリカアートスクールが一番上達できる理由とは?

ビジネスデッサン講座では、プロのデッサン講師による添削アドバイスを受けることができます。

添削アドバイスは、受講生の方同士がお互いに作品、添削アドバイスを共有し、モチベーションを高めあい、描く力を身につけて行く、上達への近道にして頂けたらと考えております。

人の作品を見ることももちろん勉強になりますが、自分の作品を添削されると、自分事として、見ることができるので一気に上達することができるようになります。

松原美那子
受講生から嬉しい感想を沢山いただいておりますが、その一部をご紹介いたします!
特に添削アドバイスを喜んでいただけていて、とても嬉しいです!

受講生
とても詳しく丁寧に添削していただいていると感じました。
自分では気づいていなかった点もアドバイスしていただき、とても勉強になったと思いました。
教材があることによって独学より、デッサンの勉強を継続しやすいと思いました。
動画などもあるので、とても分かりやすいです!

受講生
一人でやっているとなかなか何処をどうしたらよいか分からなかったが、 客観的なアドバイスをいただき参考になりました。

受講生
学校の授業は少なく本を買ってみたもののなにから練習すればよいのか、なにを意識すればよいのか具体的なことがわからなかったために受講しました。
実際に添削アドバイスを体験しましたがやっぱりなにをするのか教えてくれる。
それがすごくありがたいです。

では、ピリカアートスクール講師の添削アドバイスをご覧ください。

復習添削については、こちらの記事をご覧くださいませ。

No.4644  添削いたしました  ピリカアートスクール高尾

初めまして、ピリカアートスクールの高尾と申します。

宜しくお願い致します。

今回初めてデッサンを拝見致します。

まず最初に感じたことは、

顔の角度、輪郭の違い、顔のパーツの違い→顔の印象が似ていないこと、服の皴や模様に気を取られ中身の骨格が感じられないこと、全体的に立体感が乏しいことです。

このデッサンを拝見し、初心者の方ではないことは分かります。

しかし、基礎的なことをマスターせずに今まで描いてこられた感じを受けます。

どう言うことかと申しますと、

全体を見ていない

①プロポーションを正確に描けていない→アタリを取っていないか、またはアタリを取ることが苦手か

※全体を見ていない、鉛筆の先ばかり見てしまうと自己分析されています。

アタリを取るとは、正に全体を見ることから始まります。故にアタリを取ることに時間をかけてください。

5時間のデッサンであれば、最低30分はアタリを取りましょう。

  • アタリを取る
  • 全体の陰影を見て大雑把な陰影を描く

ここまでは微妙なプロポーションのズレはあっても大丈夫です。

徐々に修正していけば済むことだからです。

その時は、必ずそこばかり見ず時々全体を見てバランスが悪いかどうかもチェックしましょう。

物体を面で捉えていない

②立体感や距離感があまり描けていない→物体を面で捉えていない、XYZ軸の3次元の認識が弱い、陰影の捉え方が均一でリズム感が無い

※陰影については、濃淡が出来ていないと自己分析されています。

分かっていても直せないのは本当にそのことを意識していないからです。

濃淡に差が無いから手前と奥の距離感を出せなくなっていることの要因の一つです。

例えば陰影が均一の例を挙げますと、下段のデッサンの赤い楕円の中の皴を見てください。

【ピリカアートスクール】人物のデッサン 添削アドバイス

かなり長い皴ですが、上から下まで濃淡の差があまりありませんし、尚且つ中央部分が畝練っています。

また緑の楕円で囲んだ手前と奥の肩に濃淡の差は有りますが、もっと差を付けても構いません。

青の楕円で囲んだ腕の濃淡に差があまり有りません。ここももっと差を付けてあげましょう。

その3か所を修正したのが左のデッサンです。それぞれの差を見比べてください。

遠近の差を出す為には、濃淡に出来るだけ差を付けてあげることが必要です。

しかしそこばかりを見ていては浮いてしまうことがありますので、あくまで全体のバランスを見ながら調整することを忘れずに。

骨格を見ていない

③骨格や筋肉で人体が成り立っている認識が弱い→服の皴や折り目などの枝葉末節ばかりに目が行き一番大事な骨格がお座なりになっています

ここまで少々厳しく申しましたが、以上のことを真剣に考えないとなかなか変わりません。

しかし、これらを本当に意識していけば必ずデッサンに現れます。

ご質問にお答え致します

「描くべき部分とそうでない部分の整理のコツ」について。

上記で述べましたが、皴などの表面ばかりを描いてしまう癖があるとしたらそれを控える様にしましょう。

本当に描くべきことは、骨格や筋肉を感じさせる立体的なデッサンです。

身体に沿ってできている線(服のシワ)なのかどうかも、丁寧に観察していきましょう。

そして今一番しなければならないこと、それは基礎力を付ける為にシンプルな立体物のデッサンを何枚も描くことです。

幾何形体やティッシュボックスなどのモチーフを描くことが全ての基本となります。

特に、「面で捉える」「XYZ軸の3次元をいつもイメージしてデッサンを描く」と言う訓練ができます。

そして観察の仕方、アタリの取り方、鉛筆の使い方(線の太さ、濃さ、方向など)、陰影の濃淡、パース、など基礎から学ぶ必要なこと全てがここにあります。

今一度、簡単なモチーフを描く中で、基本の部分を徹底的に学んでみてはいかがでしょうか。

人物を描きたいという思いもあるのかも知れません。それなのに、ティッシュボックスを描くのは遠回りだと感じるかも知れません。

しかし・・・

松原美那子
添削アドバイスの続きは、受講生サイトでご覧いただけます。
あなたの作品を拝見させていただくのを楽しみにしています!

どんどん上達している受講生の声はこちらをご覧くださいませ。

添削アドバイスを受けるとなぜ一気に上達できるのか?

その理由は、こちらの記事をご覧くださいませ。

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