デッサン力が身につけば漫画も上手くなります!
友だち追加
スポンサーリンク

松原美那子
デッサン力を身につけるのに、一番の近道は、添削アドバイスを受ける事です。

 

ビジネスデッサン講座では、プロのデッサン講師による添削アドバイスを受けることができます。

添削アドバイスは、受講生の方同士がお互いに作品、添削アドバイスを共有し、モチベーションを高め合い、描く力を身につけて行く、上達への近道にして頂けたらと考えております。

ビジネスデッサンの添削アドバイス掲示板は、2011年1月からスタートし、現在までに数千作品が投稿されております。

今現在は、ジャンルごとに6種類の掲示板に分かれていて、ご希望に沿った内容で添削を受けることができます。

  1. 基礎添削掲示板
  2. デッサン/スケッチ掲示板
  3. 10分間掲示板(初心者向け)
  4. 漫画/イラスト添削掲示板
  5. 水彩画掲示板
  6. ビジネスデッサン技能検定

松原美那子
今日は漫画・イラストの添削アドバイスをご紹介いたします

デッサン力が身につくと漫画やイラストもうまくなる!

ビジネスデッサン講座は、もちろん、デッサンの上達方法をお伝えしているのですが、「漫画がうまく描けるようになりたい!」という方が、かなり多くいらっしゃいます。

  • 趣味で描いている漫画の表現力を上げたい
  • 人物を魅力的に描きたい。
  • 背景がうまく描けないので、パースを勉強したい。
  • 武器や小物がうまく描けない。

普段から身近にある漫画やイラストですが、いざ描くとなると、イメージ通りに描けない・・・といった経験がありませんか?

表現したいものはあるのに、思うように描けない・・・と、悩まれている方がとても多いです。

その方によって原因は様々ですが、大抵の場合はデッサン力をつけることで解決します。

松原美那子
漫画スクールのインストラクターもされている講師が担当いたしました。
スポンサーリンク

No.467 ワンピースのキャラクターに挑戦 ライジングドラゴン

【添削回数】3回目

【モチーフ番号】今回は漫画のワンピースの中から描いてみたいものを選んでみました

【制作時間】3時間

【描く力を付ける目的】リアルな人物画(似顔絵も含みます)や好きな漫画の模写したりしたいので、その為の特徴を正確に捉え、正確に描く力を身に付けたいため。

【気を付けた事】線があまり太くならない様にしたのと、頬の部分が赤くなるシーンなんですが、それを影で表現する為にモチーフの様に斜め線だけでなく、少し擦ってみました。

【質問】髪の毛を色付けするのに、どのように鉛筆使ったら良いでしょうか?アドバイス宜しくお願い致します。

 

ピリカアートスクール

No.469 添削いたしました ピリカアートスクール小椋

こんにちは!ピリカアートスクールの小椋と申します。

よろしくお願いします!

ライジングドラゴンさんのイラストを拝見させて頂きました。

今回は、3回目の投稿、ワンピースのキャラクターのイラストに挑戦ですね。

【目的】は「リアルな人物画や漫画の模写の為の、正確に描く技術の習得、とのことですね。

人物は難しいですが、見慣れている分だけ構造をきっちり頭にいれると色々な絵を描くのに役立ちます

その為の基礎力をつけるのはとてもいいことですね。

【気をつけた事】では線があまり太くならない様にしたのと、頬の部分赤みの表現ですね。

頬に関しては確かに鉛筆デッサンでは効果的ですね!いい手法だと思います^^

ではご質問にもありました「髪の毛の色付けのコツ」にも焦点をあてつつライジングドラゴンさんの絵が更によくなる様、アドバイスさせて頂きます。

全体について

まず全体的な雰囲気はモチーフをしっかり追えていい絵だと思います。

御本人がこのイラストが好きでしっかり描くぞ、という感じが伝わってきます。

形に関してはまだ少し見る必要がありますが自身を持って進めていきましょう^ー^

形について

形を正確に描く為のコツを見ていきましょう。

今回のように「漫画の模写」の場合、形をうつす技術が最初に必要になりますね。

でもフリーハンドでは中々難しいもの。ではどうすればいいのでしょうか?

今回頂いた写真が斜めからうつしているので、多分画像が歪んでしまっています。

若干形を正確に見比べるのは難しいのですが大体の行程をみてください。

※著作権の関係上、一部、ぼかしをいれておりますので、ご理解いただけますようお願いいたします。

ピリカアートスクール

図1をみてください。

これはもう知っていらっしゃるかもしれませんがまずマス目をモチーフに描いていきます。

マス目でなくても縦と横の線を描いていきます。

こちらでまず上下左右の関係性をきちんと把握しましょう

これを描き、この線はこの部分につながっている、と確認しながら描くのです。

こういった場合青線のようにマス目で同じ位置の部分をまずおさえます。

これらの関係性があっていればあっているほど絵は正確性が増します。

最初のうちは「そんなことしなくても描ける様になりたいからこのまま模写する」という方も多くいらっしゃいますが、まずやってみるとその作者の特徴も把握でき、頭で理解できるようになります。

そして一度このやり方をやると上達するうちにマス目を描かずとも目で上下左右の関係性がはかれるようになってきます

今回の作品でいえば、顎が若干前にでており、目の高さがほぼ等しくなってしまっています。

なので顔の角度が違って見えてしまっています。

又、人物を描くときはもうひとつ、必ず「正中線」がどこかを確認し、顔の向きを把握しましょう。

「正中線」とはほぼ左右対称のものに対する中心の線のことです。

人物で言えばまっすぐ正面に立ち、その中央にたつ線の事です。

それに加えて目、鼻、口、おでこの位置も確認線をひきます。

又、はじめのうちは頭全体を描く意識より、顔のみ(特に向かって左おでこ、今回の様なものでは左目)から描きはじめがちです。

しっかりと頭全体を描いてから描き始めましょう。

図2を見てみましょう。

図2の緑の線が中心線、水色の線画か各パーツの確認線、黄色が大きな頭のラインです。

描いた作品は少し正中線が立ち上がってしまっているので顔の角度が違ってしまっています。

微妙なところですが、ここまで描けるのであればこちらを意識するのはライジングドラゴンさんにはそんなに難しくないと思います。

気をつけてみてください。

髪の毛の色づけについて

こちらは今回イラストなので少しデッサンとは違う部分もありますがライジングドラゴンさんがデッサン的に頬を解釈されていたので髪の毛もデッサン的に説明させて頂きます。

図3を見てみましょう。

①まず「頭の形にそって」(球体の描き方を思い出しましょう)

大きく薄く黒を塗る

②次に「髪の流れにそって」上から下に線をいれていきます。

※この時に、手の力を最初と最後に力を入れ途中は少し抜きます。

そうすると線に強弱がでてより滑らかで自然な髪にみえます。

③最後に練り消しをつかって「光の向きにそって」(この場合は天使の輪ですね)

さっと光りをとります。

あまり力をいれずに、とりすぎないようにしてください。

又、そこから更に細かく薄めの鉛筆(Hなど)で2を繰り返します。

その際に手前の髪は少し濃く、後ろの髪は薄くを意識すると奥行きがでます。

慣れれば簡単ですがこれらは多少練習が必要です。

特に線の強弱はデッサンでも多く使うので習得してしまいましょう。

最後に

今回はイラストではありますが、基本はデッサンのことも踏まえてアドバイスさせて頂きました。

人物は構造も同時に知るとかなり上達がはやいので、わかる範囲で人体図をみておくこと、また線は手などの自身の身体の一部をクロッキーすることでも飛躍的にのびるので線のみでクロッキーを空いた時間にしてみてください。

又せっかくこの講座を受けて頂いたのでわからないところ、不明な点はドンドン聞いてくださいね。

「こんなこと聞いていいのかな。。?」と臆することはありません。

ライジングドラゴンさんの聞きたい事は同時に他の受講者も聞きたいことでもあるはずです^ー^

ではライジングドラゴンさんの次回の作品を楽しみにしております。

一緒に頑張りましょう。

宜しくお願いします^ー^/
小椋

松原美那子
いかがでしたでしょうか?
ぜひ、アドバイスの内容を参考にしてくださいね。

こちらの記事も参考にしてくださいませ。

友だち追加
ピリカアートスクール
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事