【動画でデッサン解説】平面の紙の上に立体を表現する方法とは?
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ピリカアートスクールは、専門講師による、個別の添削アドバイスが、「丁寧ですごく分かりやすい!」と、受講生に大好評です。

 

講師陣も、その方に合った内容を、文章と解説画像を交え、毎回工夫をしながら伝える努力をしています。

ですが、常々考えていたことがあります。

 

それは、静止画像と文字での表現の限界についてです。

 

細いニュアンスがきちんと伝わっているだろうか?

アドバイスをみて、本当に上達できているのだろうか?

 

そういった思いがどこかであり、伝え切れない歯痒さを感じている部分がありました。

受講生の皆様には、もっともっと上達していただきたい!

 

そんな思いから・・・

「動画による添削アドバイス」を始めました。

 

どんな内容かと言うと・・・

受講生が「ビジネスデッサン受講生専用サイト」に投稿してくださった作品を元に、私、松原美那子が、動画で添削内容を解説しています。

 

できるだけコンパクトに、ポイントを絞って解説させていただこうと思っていますので、こちらも是非ご覧ください♪(^ ^)

 

動画はこちらからご覧くださいませ。

 

今回の動画添削は、ビジネスデッサンの教材モチーフ集の中から「渦巻きチョコレート」を選んでみました。

 

チョコレートの持つ、ツヤ・光沢感、特有の濃厚な色味のグラデーション、美しい渦巻きのフォルム。

こういったところを表現できると良いですね♪

 

解説動画では、以下のような内容を順に解説していきます。

 

1つ目は、「ツヤ・光沢感」を表現する方法です。

 

これは、明暗のコントラストを強調するとうまくいきます。

 

キラッと光って見えているところは、モチーフをよく観察すると、必ず隣に暗く濃い色が存在しています。

これをそのまま取り入れて、「隣り合う色同士の明暗の差を強く描く」ことで、キラッと光る感じにみえてきます。

 

明るいところだけを描こうとしても、決して明るくは見えて来ないのです。

対比する暗さがあるからこそ、明るさが際立って見えてくるということを忘れないようにしましょう。

 

それから、2 つ目に注目したいのが、シャープな凹凸が美しい渦巻きのフォルムです。

 

立体的に見せるためにはちょっとした「考え方のコツ」があります。

 

「よく観て描きましょう!」

 

「観たままに描けばいいんですよ〜」って、良く言われませんか?

 

基本的にはそれで間違いではないのですが、だからと言って、必ずしも正解という訳ではないんです・・・。

 

それは・・・

 

「平面(2D)の紙の上に、立体(3D)を表現する」ということが大きなポイントです!

 

立体を強調させたいモチーフを描くときには、特に意識を向けて欲しいのですが、「色」ではなく「形」を見ること。です。

色だけを丁寧に観察して、色調を合わせようとしても、どうしても形がぼやけてしまいがちです。

 

特に今回のように、全体的に似たような固有色を持ったモチーフの場合は、形を重視しながら、色味をほんの少し調整していくことで、構造がより観やすく、すっきりと見やすい絵に仕上がります。

 

また、細部の描き込みがうまくいくと、ぱっと見の印象も変わってくるので、完成度も上がって見えますね。

今回の作品も、かなり完成度は出てきているのですが、もう一歩、ポイント部分を加筆することで、更に!もっと!良くなります!!(^ ^)

 

因みに、今回のチョコレートは、全体に濃い色のモチーフですが、逆に白色の石膏像を描くときにも同じことが言えます。

石膏像は全てが白色なので、明暗の違いを活用しながら、丁寧に、尚且つ大胆に、立体を描き起こしていく必要があります。

 

そして、形を描き起こす際のヒントとしては、「遠近法」を駆使することです。

遠近法の種類や活用方法については、また、改めて描きたいと思います♪(^ ^)

 

こちらもお伝えすると「なるほど〜」って良く言われます!

 

分かっているようで、分かっていなかった!そんな内容です。

面白いので、是非お楽しみに〜☆(^ ^)

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